ニュース 商業・サービス 作成日:2019年3月28日_記事番号:T00082709
スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(PXマート)の林敏雄董事長は27日、下半期に自社の決済サービス「PXペイ」を導入すると語った。現在は7割が現金払い。また、セミセルフレジを導入すると表明した。これらにより、支払いのスピードアップ、ピーク時の行列解消を図る。28日付経済日報が報じた。
林董事長。来店客は主婦が中心のため、24時間営業は考えていないことも説明した(27日=中央社)
アプリのリリースは6月の予定。アプリでの購入は、店舗で受け取るか宅配するか選べる他、「買一送一」(1点購入で2点目無料)セールの商品などを分割して受け取ることができる機能を追加する。林董事長は、主要顧客の40歳以上の女性に、いかにアプリを使ってもらうかが課題と語った。
全聯は▽黒(コーヒー)▽黄(パン)▽赤(ワイン)▽白(冷凍食品)▽緑(野菜果物)──の「五金」に注力している。林董事長は、入れたてコーヒーはわずか25台湾元(約90円)だが、コンビニエンスストアと変わらぬ品質で、買い物客に好評と語った。パンは、エイチ・ツー・オーリテイリング(H2Oリテイリング)との提携で、販売量が271%増えたと述べた。
全聯は今年、店舗数1,011店へと前年比120店の純増、売上高は1,300億元で過去最高更新を目指す。昨年売上高は1,200億元だった。
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