ニュース その他分野 作成日:2008年6月20日_記事番号:T00008272
行政院は19日、金門島、馬祖列島と中国福建省との間で行われてきたフェリーでの中台直航「小三通」を全面解禁することを決め、即日実施した。これまでは、金門島、馬祖列島に戸籍を持つ人に限って渡航が可能だったが、今後は外国人も含め中台双方で有効な渡航証明書類を所持していれば、自由に往来が可能になる。20日付工商時報が伝えた。
拡大措置により今年の小三通の利用客数が年間10万人増えると予想されている(19日=中央社)
小三通の全面解禁初日となった19日、台湾本島と金門島を結ぶ航空便は軒並み満席となった。中には金門島経由でアモイへ2泊3日の旅行に出かける人の姿も見られた。航空各社は大型旅客機を導入するなどして、輸送力の確保に当たる。航空会社3社は金門島への7月の運航便数を43便増やし434便とする。
福建省各地へは、金門島~アモイ間で毎日20往復、金門島~泉州間で同4往復、馬祖~馬尾(福州)間で同4往復の連絡線が運航されている。
立栄航空(ユニー航空)は航空券や連絡船などをセットにしたアモイ、福州への自由旅行パッケージを発売した。アモイに向かう場合、所要時間は3時間、往復運賃は6,100台湾元で、香港やマカオを経由する場合に比べ、時間と運賃は半分で済む。
同日からは金門島、馬祖列島で出入境する台湾住民を対象に、2万人民元(約31万3,000円)を上限とする両替業務もスタートした。
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