ニュース 政治 作成日:2019年3月28日_記事番号:T00082720
蔡英文総統は米国時間27日、太平洋3カ国歴訪を終え、トランジットのため米ハワイに立ち寄った。蔡総統は、ワシントンで開かれた保守系シンクタンク、ヘリテージ財団のフォーラム向けに映像中継で講演を行い、中国の「一国二制度」の圧力には、価値観を共有する国々と協力して立ち向かうと強調した。聯合報電子版などが28日伝えた。
蔡総統(画面)は、上院外交委員会東アジア・太平洋小委員会のコリー・ガードナー委員長(共和党、右)ら、親台派議員と意見交換した(28日=中央社)
蔡総統はまた、独立研究機関のイースト・ウエスト・センターで開催中の台湾関係法成立40周年を記念する特別展を観覧し、中国からの40年間の圧力の中でも、米国の台湾への友情は揺るがなかったと感謝を示した。
その後、ハワイ州政府の緊急事態管理庁(Hi-EMA)を初訪問し、アーサー・ローガン長官(州兵長官兼務)の出迎えを受けた。トランジット中に米国の軍事組織関係者と面会するのは初めてだ。ローガン長官は、台湾には何度も訪れたことがあり、関係者から災害対策や復興の経験を学んだと回顧。共に島であるハワイと台湾は、お互いに分かち合うものが多いと述べた。
8日間の日程を終えた蔡総統は、きょう午後にハワイを離れ、午後8時半ごろ台湾に帰還する予定だ。
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