ニュース その他分野 作成日:2019年3月29日_記事番号:T00082739
中国の李克強首相は28日、博鰲(ボアオ)アジアフォーラムの開幕式で、台湾・香港・マカオからの投資について、金融業、専門サービス、先端製造業という3分野を中心に市場開放を拡大していく意向を表明した。29日付工商時報が伝えた。
李首相(右)は27日、両岸共同市場基金会の蕭万長名誉董事長(左)と面会し、台湾に対する措置継続を表明した(27日=中央社)
李首相は「大陸(中国)は香港・マカオ・台湾に対する明確な規定を打ち出し、過去に実施済みの優遇政策は変更しない。香港・マカオ・台湾からの市場参入をさらに緩和する」と述べた。
李首相はまた、6月末までに外国企業の投資制限業種のネガティブリストを改正し、開放範囲を拡大する方針を明らかにした。開放分野として、教育サービス、現代サービス業、交通運輸、インフラ、エネルギー投資などの分野を挙げた。
さらに、金融業についても開放を拡大するとし、「銀行、証券、保険業の外資に対する全面的な市場開放を加速している。外資銀行の業務範囲が大幅に拡大し、外資の証券会社、保険会社の業務範囲には単独で制限を設けない」と説明した。
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