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高雄にバッテリー工場、外資が130億元投資計画か


ニュース その他分野 作成日:2019年3月29日_記事番号:T00082740

高雄にバッテリー工場、外資が130億元投資計画か

 アジアの外国企業が130億台湾元(約470億円)を投じて高雄市にバッテリー生産のスマート型工場設置を計画しているとの観測が出ている。工場建設に必要な広い用地の確保に協力しているとされる同市政府は、具体的な企業名は明らかにせず、「積極的に交渉を進めている」とのみコメントした。29日付経済日報が報じた。

 経済振興に積極的な取り組みを見せる韓国瑜市長の下、航空機・部品メーカーの漢翔航空工業(AIDC)が高雄工場の拡張を計画、鉄鋼最大手の中国鋼鉄(CSC)が400億元を投じて環境保護設備の更新を予定するなど同市への大型投資表明が相次いでいる。

 こうした中、高雄市経済発展局の伏和中局長は、同市における今後の経済振興の重点項目として、▽鉄鋼・石油・化学など従来型産業のアップグレード▽航空宇宙・機械・バイオテクノロジー産業の強化▽ハイテク産業集積地の形成▽デジタルコンテンツ産業の発展──を挙げた。同市は今年、1,000億元以上の新規産業投資の誘致を目標に設定している。