ニュース 社会 作成日:2019年3月29日_記事番号:T00082747
友人とバイクでツーリングに出掛けた大学生が、嘉義県の山中を走行していたところ、コントロールを失い、渓谷に架かる橋の上から転落。15メートルの高さから、大きな岩がごろごろ転がる川床に落下したものの、運よく不法投棄されたマットレスの上に落ち、マットレスがクッションの役割を果たして奇跡的に一命を取り留めた。
高雄市に住む19歳の男子大学生は27日、友人と4人でバイクでツーリングに出掛けた。それぞれが自分のバイクで「省道台3線」を進み、嘉義県中埔郷の山間部を走行していた際、前の3人が最後尾の男子大学生が一向に追い付いてこないことに気付いた。
心配になって来た道をしばらく戻ってみると、山中の渓流、澐水渓の幽谷橋の近くに男子大学生のバイクが倒れていたが、本人の姿はどこにも見えなかった。そこで橋の上から下をのぞいてみると、谷底に転落した男子大学生を発見。すぐに消防署に通報し、救助を求めた。
連絡を受けて駆け付けた消防隊員によると、転落した男子大学生は幽谷橋から15メートルほど下の川床に横たわっており、そばに廃棄されたベッドのマットレスが転がっていた。
谷底から引き上げられた男子大学生はすぐに病院へ移送された。脳震とうの症状が見られたものの意識ははっきりとしており、骨盤に軽微な骨折があった程度で、命に別条はなかった。
男子大学生は警察の調べに対し、近くの急カーブを曲がろうとした際にハンドルのコントロールを失い、幽谷橋のガードレールに車体が接触して谷底に放り出されたが、落ちた場所にマットレスがあったため、岩に頭を直接ぶつけることはなかったと説明した。
男子大学生はヘルメットさえかぶっていなかったものの、不法投棄されたごみに命を救われたのだった。
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