ニュース 電子 作成日:2019年4月1日_記事番号:T00082762
アップルは29日、同社が2017年9月に発表したワイヤレス充電パッド「AirPower(エアパワー)」について、求められる製品レベルに達することができないため、発売計画を中止すると表明した。同製品は和碩聯合科技(ペガトロン)と中国の立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー)が生産を受託するとの観測が出ていた。さらにペガトロンは今年1月に生産を開始し、下半期に発売されるとも伝えられていた。31日付経済日報が報じた。
AirPowerはアップルのスマートフォン10周年記念モデル「iPhoneX(テン)」と同時に発表された製品で、iPhoneや腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch(アップルウオッチ)」、ワイヤレスイヤホン「AirPods(エアポッド)」を同時に充電できるとうたい、当初は18年の発売を目指していた。
なおAirPowerのサプライチェーンにはペガトロンの他、ブリッジ整流器(GPP)の敦南科技(ライトン・セミコンダクター)やケーブルコネクタの良維科技(ロングウェル)、フレキシブル基板(FPC)の台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)などの台湾メーカーが加わると見込まれていた。
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