ニュース 建設 作成日:2019年4月1日_記事番号:T00082771
台北市松山区のショッピングモール、京華城購物中心(リビング・モール)の2回目の売却入札が29日に行われたが、有効な入札がなく、不調に終わった。30日付経済日報が伝えた。
業界関係者は、台湾には京華城のような300億元規模の物件を購入できる業者は少ないと指摘した(29日=中央社)
入札実施を委託された不動産コンサルティング会社、戴徳梁行は、各方面の意見も踏まえ、3回目の売却入札を実施することを視野に入れている。
京華城の売却入札は最低制限価格が380億台湾元(約1,370億円)に達し、昨年12月の初回入札には応札者がなかった。このため、入札ルールを見直し、最低制限価格を非公表として2回目の売却入札が行われた。
戴徳梁行は「有効な入札書類の提出がなかったため、最低制限価格の封筒も開封されなかった」と説明した。このため、今回の最低制限価格は不明だが、業界からは最低制限価格が引き下げられたとしても、まだ割高な水準にとどまると予想されたことに加え、最低制限価格を非公表とする特殊な入札方式に業界が戸惑い、積極的な入札が手控えられたとみられる。
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