ニュース 電子 作成日:2019年4月2日_記事番号:T00082781
市場調査会社IHSマークイットによると、2018年のスマートウオッチ向けパネルの出荷枚数が1億4,900万枚と前年比42%の成長を見せる中、パッシブマトリックス式有機EL(PMOLED)パネルメーカーの錸宝科技(RiTディスプレイ)が同市場でシェア22%を占めて1位を獲得した。2日付工商時報が報じた。
RiTディスプレイの昨年のPMOLEDパネル出荷枚数は3,250万枚で、主に小米集団(シャオミ)のスマートウオッチ向けに供給した。
RiTディスプレイは、中国と米国の大手ウエアラブル(装着型)端末ブランド顧客を獲得したことで、昨年の売上高が25億2,000万台湾元(約91億円)と、前年比11.38%増加した。ただ、中小型パネル価格の下落を受けて昨年の粗利益率は20.66%と4.56ポイント低下。純利益は3億4,000万元と10.03%減少した。
なお、スマートウオッチ向けパネル市場のシェア2位は華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などを顧客に持つ京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)で12%、3位はアップルを顧客とするLGディスプレイ(LGD)で11%だった。
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