ニュース 電子 作成日:2019年4月2日_記事番号:T00082782
ディスプレイドライバIC中堅メーカー、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)や敦泰電子(フォーカルテック・システムズ)は、ベゼルレス(狭額縁)デザインのスマートフォン向けTDDI(タッチコントローラーとディスプレイドライバの統合)ICに、COF(チップオンフィルム)実装の代わりにCOG(チップオングラス)実装を採用し始めている。2日付電子時報が報じた。
COG実装の採用は、台湾のCOF実装やCOF基板メーカーの生産能力が深刻な供給不足となっていることが背景にある。ドライバIC大手の聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)、奕力科技(イリテクノロジー)、米シナプティクスなどが、中国のスマホ大手ブランド、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)など向けにCOF生産能力を確保しているためだ。
COF実装とCOG実装のスマホの額縁(ベゼル)の差は、従来の3ミリメートルから1~2ミリにまで縮小している。
ハイマックス、フォーカルテックの他、シナプティクスもCOG実装を一部採用した。今年下半期はCOG実装のTDDI出荷量が大幅に拡大しそうだ。
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