ニュース 電子 作成日:2019年4月2日_記事番号:T00082784
マイクロソフト(MS)が1日に発表したセキュリティー上の脅威に関する報告書「セキュリティ・インテリジェンス・レポート(SIR)」によると、アジア太平洋地域ではウェブサイトや広告を閲覧したユーザーに気付かれないように悪意のあるソフトウエアなどをダウンロードさせるドライブバイダウンロード(DBD)攻撃が仕込まれたサイトが他の地域に比べ22%も多く、中でも台湾の発生頻度が同地域で最高と指摘された。2日付工商時報が報じた。
台湾に次いでDBD攻撃の発生頻度が高いのはマレーシア、インドネシアだった。一方、発生頻度が低いのはニュージーランド、日本、韓国だった。
同レポートでは他に、攻撃者が仮想通貨の採掘(マイニング)を目的としてユーザーのコンピューターに侵入し、悪意あるソフトウエアをインストールして必要な演算能力を盗む問題を挙げた。アジア太平洋地域における、こうした行為の発生頻度は世界平均の1.2倍に上るという。
また、同地域ではランサムウエア(身代金要求型ウイルス)による攻撃の発生率も世界平均を40%上回っている。
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