ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年4月2日_記事番号:T00082785
3月の新車登録台数は3万2,391台で、前月比64.9%増、前年同月比17.5%減だった。トヨタ車の輸入SUV(スポーツ多目的車)「RAV4」やフォードの台湾生産セダン「フォーカス」新モデルが人気だったが、購入申し込みの半分も納車できなかった。2日付工商時報が報じた。
トヨタ台湾総代理店、和泰汽車の3月新車登録台数は9,497台で、前年同月比7.9%減少、市場シェアは29.3%だった。3月4日に発売した「RAV4」新モデルの購入申し込みが8,000台を超えたものの、3月の納車は3,000台に届かなかった。トヨタの人気車種、台湾生産セダン「カローラ・アルティス」新モデルは3月27日発売で、3月新車登録台数への貢献は限定的だった。
同社は、4月はRAV4とカローラ・アルティスで計6,000台納車できると見込み、同社の新車登録台数は1万1,000台、市場シェアは30%以上と予測した。
輸入車シェア49%
2位以下も軒並み前年割れで、▽中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)、3,782台(前年同月比19.4%減)▽裕隆日産汽車、3,006台(1.4%減)▽台湾本田(ホンダ台湾)、2,759台(27.9%減)▽台湾賓士(メルセデス・ベンツ台湾)、2,522台(13.7%減)──。
6位の福特六和汽車(フォード六和モーター)は1,572台で前年同月比8.4%減だった。2月に発売した台湾生産「フォーカス」新モデルも購入申し込みが2,000台と好調だったが、3月は870台しか納車できなかった。
3月新車登録台数の輸入車シェアは49.1%に上昇した。第1四半期の新車登録台数は前年同期比15.8%減の9万6,174台で過去5年の同期で最低だった。
業界関係者は、4月の新車登録台数は3万4,000~3万5,000台と前年同月並み、台湾生産車のシェアが55%を超えると予測した。第2四半期の新車登録台数は10万台以上まで回復すると予測した。
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