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香港飲茶の糖朝、東区商圏の店舗閉店


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年4月2日_記事番号:T00082790

香港飲茶の糖朝、東区商圏の店舗閉店

 香港飲茶レストランの「糖朝(スイート・ダイナスティー)」が台北市忠孝東路(大安区)の統領百貨内の旗艦店を3月31日に閉店していたことが明らかになった。同店は16年間営業を続けていたが、店舗契約の満了に伴い、微風南京(台北市松山区)4階に移転することを決定。微風南京店は4月4日にプレオープン、11日にグランドオープンする予定だ。2日付蘋果日報が報じた。

 不動産仲介業者、香港商匯泓不動産投資顧問(ヘラルド・リアルエステート・インベストメント・コンサルティング)の呉懿倫副総経理は、統領旗艦店の賃料は1坪当たり月6,000台湾元(約2万1,700円)余りと同地区の相場に合致していたものの、店舗面積が534坪で総賃料は320万元に達していたと指摘。統領百貨が立地する東区商圏は、信義計画区の百貨店や「ミシュランガイド台北」掲載のレストランに客足を奪われており、統領旗艦店は経営が厳しくなったため閉店したとの見方を示した。

 東区商圏では、1978年開業の老舗中華料理レストラン「永福楼」(台北市大安区)も2月に閉店している。賃料高騰が原因とみられている。