ニュース 運輸 作成日:2019年4月2日_記事番号:T00082794
行政院は1日、中華航空(チャイナエアライン)の何煖軒董事長(66)を解任し、後任として謝世謙総経理(67)が就任する人事を決定した。2日付工商時報が報じた。
謝氏は東呉大学経済系を卒業後、中華航空の財務部研究員として入社。約40年にわたって▽客運処経理▽台北支社総経理▽高雄支社総経理▽インドネシア・豪州支社総経理▽マーケティング副総経理▽グループの航空倉庫事業会社、華儲(TACT)董事長──などを歴任した。今年2月に起きた中華航空の操縦士(パイロット)によるストライキでは労使交渉の手腕が評価され、林佳龍交通部長が次期董事長に推薦していた。
中華航空は2016年の客室乗務員によるストライキと今年2月のストライキで人件費が上昇しており、今後いかに利益を拡大していくかが謝氏の課題となる。
何氏は16年6月に董事長に就任した。政府関係者によると、何氏の解任は今年2月のストライキが収束した時点で決定していたが、ストライキの引責という印象を避けるため、蔡英文総統が3月21日に中華航空の専用機で太平洋友好国のパラオに到着後、解任を正式決定することが決まっていたという。
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