ニュース 公益 作成日:2019年4月2日_記事番号:T00082796
港湾運営会社の台湾港務(TIPC)は1日、海洋土木事業などを手掛けるニッスイマリン工業(本社・北九州市、原田厚社長)と提携覚書を交わした。ニッスイマリン工業は傘下の日本サバイバルトレーニングセンター(NSTC)が洋上サバイバル訓練を提供しており、TIPCと洋上風力発電関連の人材育成で協力する。2日付工商時報が報じた。
NSTCで行われている訓練の様子。現在、日本で唯一GWO基準の基本安全訓練を提供している(TIPCリリースより)
TIPCは昨年5月、▽台湾電力(台電、TPC)▽英国の風力発電事業会社、CWindと台湾の国際海洋船舶技術顧問が共同で設立した台英風電(CWind Taiwan)▽中国鋼鉄(CSC)▽台湾国際造船(台船、CSBC)▽上緯企業(スワンコール)──との共同出資で、台湾初の洋上風力発電分野の人材育成会社「台湾風能訓練(TIWTC)」を台中港で設立し、同年末に風力発電の国際組織「GWO」が定める規範に沿った基本安全訓練なども提供を開始した。今年7月からは海難救助や高所作業などに関するGWO基準の訓練や認証サービスを実施する予定だ。
ニッスイマリン工業の原田社長は、TIPCと提携して洋上風力発電業界に効率的な訓練を提供していきたいと述べた。
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