ニュース 政治 作成日:2019年4月2日_記事番号:T00082798
先ごろ中国、香港、マカオを訪問し、「中国傾斜」ぶりが批判を浴びた韓国瑜高雄市長は1日、高雄市議会で施政方針演説と質疑に臨み、民進党議員からの猛批判に一国二制度には反対との姿勢を重ねて強調した。2日付蘋果日報が伝えた。
韓市長による施政方針演説の際、民進党議員らは議場で抗議の座り込みを行った(1日=中央社)
民進党議員は「一国二制度拒絶」と書かれたTシャツを着て、頭には「台湾を守る」という文字のはちまき姿で登場。韓市長の一国二制度に対する考えを追及した。
韓市長は「私は中華民国を支持し熱愛している。一国二制度は受け入れない」と強調。別の民進党議員が再度尋ねると、「胸に手を当ててもう一度言うが、自分は中華民国を支持しており、一国二制度には反対だ」と述べた。
民進党は韓市長が香港・マカオで一国二制度の執行機関とも言える中央人民政府聯絡弁公室(中聯弁)を訪れたことを問題視し、「一国二制度を黙認したものであり、台湾の最も深刻な主権のレッドラインを踏んだ」などと韓市長を批判した。
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