ニュース 政治 作成日:2019年4月2日_記事番号:T00082799
大陸委員会(陸委会)の陳明通主任委員は2日、前日にラジオ局「宝島聯播網」のインタビューで、「人が食べていくことだけを求めるのであれば、豚や犬やけものとどんな差があるというのか」と発言したことについて、「表現が不適切で一部の人々を不快にさせた」と謝罪した。発言は、中国への農産物輸出の受注を大々的にアピールしている韓国瑜高雄市長を皮肉ったものとみられていた。2日付聯合報が伝えた。
謝罪した陳陸委会主委。民進党関係者からも表現が強過ぎるとの指摘が出ていた(2日=中央社)
陳主任委員は、習近平中国国家主席が1月に「一国二制度台湾プラン」を提起し、かつ台湾への武力行使を放棄しない中、31日には中国人民解放軍の戦闘機が台湾海峡中間線を越えるといった厳しい情勢について、人々に憂慮の念を伝えかったと意図を釈明した。
当初「民進党政権は3年間で人々に福利や幸せをもたらしたと言えるのか」と不快感を表明していた韓市長は、「陳主委が謝罪した以上、言うことはない。終わりにしたい」と、追及しない考えを示した。
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