ニュース 電子 作成日:2019年4月3日_記事番号:T00082810
光学レンズ大手、玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)は、設備調達に18億8,200万台湾元(約68億円)を投じると発表した。前年比73%増で、過去6年で最大規模。業界では、アップル新製品に向けた準備で、今年下半期発売のスマートフォンiPhoneのトリプルレンズを受注する可能性があるとみられている。3日付経済日報が報じた。
ジニアスは、アップル向け売上高が9割を占める。最近、下半期発売のiPhone新製品向けにモジュールを大量に開発し、生産能力を確保しているとの観測も出ている。
陳天慶ジニアス董事長は、スマホのカメラレンズ搭載数は将来、1台当たり5~6個以上に増えると見込んでいる。車載用の需要も大きいため、光学レンズは供給不足が続き、生産過剰に陥ることはないとの見方を示した。
同社は昨年11月以降、iPhone販売不振の影響で減収が続いている。今年2月は前月比48.2%減の2億2,000万元で、過去10年で最低だった。
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