ニュース 機械 作成日:2019年4月3日_記事番号:T00082818
日立製作所の技術提携先、華城電機(フォーチュン・エレクトリック)は、日立製作所から両社の合弁会社、日立華城変圧器(日立フォーチュン・トランスフォーマー)の株式60%の無償譲渡を受け、100%子会社化した。許逸徳総経理は、日立が昨年12月、スイスABBのパワーグリッド事業を買収したことを機に方針の見直しが行われ、合弁解消に至ったと説明した。今後も技術面などで協力関係は続ける。3日付工商時報が報じた。
社名は9月までに変更される予定だ。今後は、輸出向けの他、台湾の洋上(オフショア)風力発電所向け変圧器や機電モジュールの受注にも注力する。
華城電機は合弁解消に伴い、日立華城変圧器の負債7億台湾元(約25億3,000万円)余りを引き受ける。許総経理は、日立華城変圧器の昨年の赤字は1億元以下に縮小しており、今年第1四半期はさらなる縮小が見込めると指摘。帳簿上の資産価値は負債を大きく上回っていると説明した。
日立華城変圧器は2012年12月に設立、台中港自由貿易港区で345~500キロボルト(kV)の超高圧変圧器を輸出向けに生産している。
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