ニュース 建設 作成日:2019年4月3日_記事番号:T00082820
3日付工商時報によると、生命保険大手の国泰人寿保険(キャセイ・ライフ・インシュアランス)は昨年、不動産投資による賃料収入が100億7,200万台湾元(約365億円)で業界最高となると同時に、同社として初めて100億元を突破した。
生命保険業界全体の昨年の賃料収入は253億元と、過去8年間で108億元増加した。企業別では国泰人寿に次いで▽富邦人寿保険、40億8,300万元▽新光人寿保険、39億3,100万元▽南山人寿保険、26億6,700万元──の順だった。前年比増加幅では南山人寿の7億元が最高だった。
また、昨年末時点の生保別不動産投資額でも国泰人寿が4,271億元と、2位の富邦人寿(1,385億元)、3位の新光人寿(1,247億元)を大きく引き離して首位となった。
生保業界では今年、海外での投資リスクが高まっていることや、海外投資割り当ての上限に近づいていることを理由に、台湾域内における不動産投資の動きが活発化している。特に新光人寿はビル3棟を竣工(しゅんこう)予定で、賃料収入が42億元に増加し、富邦人寿を上回る可能性がある。
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