ニュース 商業・サービス 作成日:2019年4月3日_記事番号:T00082822
高雄市苓雅区の百貨店、大統百貨(プレジデント・デパートメント・ストア)和平店は、10億台湾元(約36億円)を投じて大規模改装を進め、ブライダル関連サービスを集約したワンストップ型の売り場を目指す方針だ。昨年末に高雄市長に就任した韓国瑜氏(国民党)の提唱する「愛情サプライチェーン」による婚礼産業振興を好感し、関連商機の獲得に力を入れる。3日付蘋果日報が報じた。
和平店の潘進昆経理は、あす4日から6月末までクリアランスセールを行い、7~9月に業者決定と契約、10月に改装を行うとのスケジュールを示した。現在、結婚記念写真の撮影業者などとの接触を進めている。改装は段階的に進め、営業は継続する。
1975年にオープンした大統百貨は95年の火災による閉店を経て、99年に現在地に移転したものの、業界関係者によると移転後の売上高は最盛期でも約25億元と低迷した。漢神百貨(漢神デパートメントストア)などに客足を奪われ、近年の売上高は15億~16億元にとどまっている。昨年5月にはテナントの誠品書店(エスライト・ブックストア)が閉店、最近では閉店や売却話も取り沙汰されていた。
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