ニュース 電子 作成日:2019年4月8日_記事番号:T00082840
スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)の3月連結売上高は39億2,600万台湾元(約142億円)で、前月比55.06%増、前年同月比24.91%増だった。4月発売の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)のハイエンドスマホ「P30」シリーズ向けの出荷が貢献したようだ。6日付工商時報が報じた。
ラーガンは昨年第4四半期、アップルのiPhone新製品の販売不振に加え、中国ブランドの在庫水準上昇で、売上高が低迷していた。その後、ファーウェイの在庫消化が急激に進んだ他、中国で春節(旧正月)シーズンにスマホ買い替えが進み、ラーガンの1月、2月売上高は予想以上に好調だった。第1四半期売上高は98億2,400万元で前年同期比11%増と、従来予測の約10%減収を大きく上回った。
ラーガンは4月売上高について、顧客の新製品向け出荷で、前月より増加すると予測した。ただ、次世代iPhone向け部品出荷は例年6~7月に始まるので、第2四半期売上高は、中国大手ブランドの動向次第といえそうだ。
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