ニュース 電子 作成日:2019年4月9日_記事番号:T00082859
9日付工商時報によると、IC設計大手の聯発科技(メディアテック)は、7ナノメートル製造プロセスを採用した第5世代移動通信(5G)対応スマートフォン、5G対応モデムやサーバー向けチップのテープアウト(設計完了)が続いており、下半期より出荷を開始する見通しだ。
メディアテックは、2017年に当時の最先端だった台湾積体電路製造(TSMC)の10ナノプロセスを採用したスマホ向けハイエンドチップ「ヘリオ(Helio)X30」をリリースしたが、珠海市魅族科技(メイズ)など一部中国ブランドにしか採用されなかった。それ以降、ミドル~ハイエンドスマホに注力し、12ナノプロセスを採用していた。
しかし今年は、7ナノプロセスへの移行を進め、7ナノプロセス採用チップを毎四半期テープアウトすると予想されている。業界関係者によると、初の7ナノ製品として、56ギガビット毎秒(Gbps)のSerDes(シリアル、パラレルデータを相互変換する回路)チップがテープアウトした。
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