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和泰汽車、カムリハイブリッドの域内生産を要望


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年6月20日_記事番号:T00008286

和泰汽車、カムリハイブリッドの域内生産を要望

 
 和泰汽車は国際原油価格の高止まり受け、トヨタおよびレクサス両ブランドのハイブリッド車の販売に意欲を見せるとともに、ハイブリッド車「カムリハイブリッド2400cc」の組み立てが台湾で行われるようトヨタ自動車に要求しているもようだ。しかし、トヨタは台湾政府が租税優遇措置を採らない場合、量産に見合うほどの市場規模は生まれないとして消極的な姿勢だという。20日付工商時報が報じた。

 和泰汽車の蘇純興総経理によると、トヨタのハイブリッド車は現在、中国でプリウス、豪州とタイでカムリが量産されており、同社では豪州・タイと同様の方式を導入したい考えだ。

 しかし、トヨタによると豪州とタイでは政府がハイブリッド車購入に租税優遇措置がとられており、ハイブリッドカムリの販売価格はガソリン車の3500ccタイプよりも安くなっているという。

 台湾ではカムリ3500ccクラスの販売台数は域内産カムリの5%を占めるにすぎず、生産コストも高いため、台湾での生産には租税優遇措置が必須という立場のようだ。