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GIS、Q2も前期比減収へ


ニュース 電子 作成日:2019年4月9日_記事番号:T00082862

GIS、Q2も前期比減収へ

 鴻海精密工業傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)が8日発表した第1四半期連結売上高は294億3,700万台湾元(約1,060億円)で、前期比43.04%減、前年同期比34.26%増だった。証券会社によると、GISは第2四半期、米アップルのスマートフォン「iPhone」向けの受注が減少する見通しで、前期比減収となり、今年最低を記録すると予想した。9日付工商時報が報じた。

 GISはiPhone向けに3次元(3D)タッチセンサーを供給しているが、アップルは今年のiPhone新機種全てで3Dタッチ機能を採用しないとの観測が浮上しており、事実となれば、3Dタッチセンサーを主な収益源としてきたGISへの影響が懸念されている。

 一方、GISが供給するサムスン電子のスマホ新旗艦機種「ギャラクシーS10」シリーズの「S10」と「S10+」向けディスプレイ埋め込み型の超音波式指紋認証モジュールは、良品率の向上に伴い、第2四半期に出荷が拡大すると期待されている。