ニュース 電子 作成日:2019年4月9日_記事番号:T00082864
第5世代移動通信(5G)では、通信キャリアなどがノキアなどブランドでなく、製造メーカーから直接ホワイトボックス(中国語は白牌。ノーブランド、無名ブランド)のネットワーク機器を採用することが大幅に増えると予想されている。広達電脳(クアンタ・コンピューター)傘下でサーバーなどを生産する雲達科技(クアンタ・クラウド・テクノロジー、QCT)や、ネットワーク機器大手の智邦科技(アクトン・テクノロジー)、中磊電子(サーコム)、明泰科技(アルファ・ネットワークス)──などが商機を狙っている。9日付自由時報が報じた。
韓国と米国の通信キャリア大手が相次いで、世界初をうたい5Gの商用サービスを開始した。
業界関係者によると、5G時代を迎え、通信キャリアはサービスを差別化するため、データセンターでの集中処理に加え、エッジコンピューティングを導入する必要があり、ネットワーク機器をノキアやエリクソンなどの大手ブランドではなく、台湾などの受託メーカーから直接調達することを計画しているという。
次世代モバイルネットワークのオープン化を目指し、世界の通信キャリア大手が加盟するORAN Alliance(オーラン・アライアンス)も、ホワイトボックスのネットワーク機器の調達拡大方針を示している。
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