トヨタ台湾総代理店、和泰汽車が３月に発売した輸入スポーツ多目的車（ＳＵＶ）「ＲＡＶ４」と台湾生産セダン「カローラ・アルティス」の新モデルが好調な売れ行きを見せる中、他の自動車各社が対抗策としてキャンペーンを強化している。９日付工商時報が報じた。
ＲＡＶ４新モデルは３月４日の発売から１カ月で購入申し込みが１万台を超え、納期は最長３カ月となっている。また、カローラ・アルティス新モデルは３月27日の発売から１週間で購入申し込みが3,000台を突破した。
裕隆日産汽車は、スマートルームミラーなどのオプションを追加した台湾生産のハッチバック乗用車「ティーダ」とセダン「セントラ」の新モデルについて、ティーダは政府の買い替え補助適用で63万9,000台湾元（約230万円）からと最大９万元、セントラは64万9,000元からと最大12万1,000元を割り引くキャンペーンを５月31日まで実施する。
中華汽車工業（チャイナ・モーター、ＣＭＣ）は、三菱自の台湾生産中型セダン「グランド・ランサー」の旧モデルを対象に、今月から２万1,000元相当のオプション無料追加キャンペーンを実施している。
