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鉄筋の海光、ファスナー受託生産に参入


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年4月9日_記事番号:T00082867

鉄筋の海光、ファスナー受託生産に参入

 鉄筋メーカー、海光企業(高雄市)は、ねじなど工業用ファスナーの受託生産を始めるため、14億台湾元(約50億5,000万円)を投じる。同社は稼働率が5割と低迷しているが、新業務で8割以上までの引き上げを目指す。9日付経済日報が報じた。

 海光は、持ち株比率64%の子会社、億昌鋼鉄廠の所有する1万4,000坪の土地を活用する。

 海光企業の投資額14億元は、中華民国全国工業総会(工総、CNFI)が3日発表した、韓国瑜高雄市長(国民党)の経済政策に呼応した加盟企業による同市への計1,598億元の投資に含まれている。

 証券会社によると、海光は鉄筋市場での激しい価格競争などを受け、損益が過去5四半期連続で悪化した。鉄筋の市場シェアは10~15%から一時8%まで低下した。公共事業削減や不動産市場低迷で、鉄筋需要自体も縮小している。