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裕隆集団、東元電機と電気自動車開発


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年6月20日_記事番号:T00008287

裕隆集団、東元電機と電気自動車開発

 
 裕隆集団は19日、原油高や温室効果ガス排出削減の流れを受け、リチウム電池を採用した電気自動車の開発を進める方針を明らかにした。投資額は30億台湾元(約107億円)を超える見込みで、3年後には自社ブランド「LUXGEN」で中台双方の市場に投入する計画だ。20日付工商時報が伝えた。

 裕隆集団の陳国栄総経理は同日開かれた株主総会後、「傘下の華創車電などが東元電機(TECO)をはじめとする電子制御、モーター、バッテリー関連メーカーと提携し、排気量1300ccクラスの電気自動車を開発する」と語った。経済部技術処への経費支援も申請する方針だ。

 一方、同社の厳凱泰執行長は「下期の自動車販売が回復するかどうかは、中台週末チャーター便による親族訪問増加や中国人観光客の受け入れ開始などを見極める必要がある」とした上で、通年の販売目標を26万~28万台に下方修正した。販売台数は27万台を下回れば、1987年以来最低となる。