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機械のQ1輸出額、3%減


ニュース 機械 作成日:2019年4月9日_記事番号:T00082870

機械のQ1輸出額、3%減

 機械製品の第1四半期輸出額は62億米ドルと、前年同期比3.6%減少した。ただ、台湾元換算では1,910億元(約6,900億円)と1.1%増加しており、米中貿易戦争の影響が徐々に薄れているようだ。9日付経済日報が報じた。

 主要製品別では、▽工作機械、7億3,500万米ドル(前年同期比10.4%減)▽プラスチック・ゴム用機械、2億3,900万米ドル(17%減)▽紡織機械、2億1,000万米ドル(14%減)──だった。

 主要輸出先別では、▽日本、前年同期比8%増▽米国、6%増▽欧州、1%増──で、▽ロシア、40%増▽オランダ、32%増▽オーストラリア、23%増▽メキシコ、13%増▽タイ、6%増▽インド、1%増──などは増加した一方、▽中国、5.4%減▽韓国、29%減──などは減少した。

 機械製品の3月輸出額は23億5,000万米ドルで、前年同月比3.2%減少した。台湾元換算では726億元で、2.1%増だった。

 台湾機械工業同業公会(TAMI)の柯抜希理事長は、第2四半期より徐々に回復に向かい、通年で前年比5~10%増の見通しは変わらないと指摘した。