ニュース 医薬 作成日:2019年4月9日_記事番号:T00082878
オンコリスバイオファーマ(本社・東京都港区、浦田泰生社長)と中外製薬は8日、オンコリスが台湾の基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)と共同で開発中のがんに対するウイルス療法「テロメライシン(OBP-301)」について、日本と台湾における開発・製造・販売に関する再許諾権付き独占的ライセンスを中外製薬に付与する契約を結んだと発表した。9日付工商時報などが伝えた。
中外製薬はまた、日本、台湾、中国、香港、マカオを除く全世界における開発・製造・販売に関する独占的オプション権も獲得した。
中外製薬は日本と台湾における再許諾権付き独占的ライセンス契約の一時金として5億5,000万円を支払う。今後、テロメライシンの臨床試験で一定の効果が確認され、中外製薬が独占的オプション権を行使した場合、中外製薬がオンコリスに支払うライセンス料は500億円以上に達する。テロメライシンの発売後は、中外製薬による売上高に応じたロイヤルティーも支払われる。
メディゲンは利益の3分の1と発売後のロイヤルティーの分配金を受け取る。
中外製薬はオンコリスが実施する約8億円の増資を引き受ける。
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