ニュース 電子 作成日:2019年4月10日_記事番号:T00082892
台湾マイクロソフト(MS)は9日、高雄市と提携し、同市のバイリンガル教育における人工知能(AI)技術の導入に協力すると発表した。今後、高雄市は小学校~高校にAI技術を搭載したデジタルツールを導入する「スマート教室」を500カ所に設置するなど、AIを活用した多元的で好奇心を高めるバイリンガル学習環境を構築するとともに、教師にも効率的な業務環境を提供する。10日付工商時報が報じた。
台湾MSの孫基康総経理(右3)と韓国瑜市長(左3)。MSは同社のクラウドプラットフォームの導入によって、都市部と農村部の教育格差是正にも貢献できるとしている(台湾MSリリースより)
高雄市の韓国瑜市長は、「人は高雄の経済発展を実現する上でラストワンマイルとなる」と指摘。その上で「デジタル能力、英語能力は高雄が世界とつながるための利器であり、MSとの提携を通じ基礎教育からAIを活用した人材育成に着手する」と表明した。
このほかMSは、情報通信技術(ICT)を率先して取り入れる学校や教育者の認定プログラムを高雄市に導入し、同社が世界190カ国・地域で展開する教育ネットワークのリソースと連携できるようにする方針だ。
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