ニュース 建設 作成日:2019年4月10日_記事番号:T00082899
総合不動産サービス大手、仲量聯行(ジョーンズラングラサール台湾、JLL台湾)が9日発表した第1四半期の不動産市場レポートによると、台北市のA級(高級)オフィス物件の賃料は1坪当たり平均2,753台湾元(約9,900円)と、過去18年で最高を更新した。信義計画区では3,316元で、ほぼ満室状態だという。10日付工商時報が報じた。
JLL台湾の趙正義総経理によると、台北市の高級オフィス物件は供給量が限られる一方で、需要は継続して高まっており、第1四半期の空室率は4.4%まで低下。年末には3%を割り込み、過去最低を更新する可能性があるという。
台北市では昨年、新規の高級オフィス物件が大量に供給されたが、今後3年間は大幅に増える見込みはない。こうした中、同物件の賃料は今年3%近い上昇を見せると予測されている。特に▽金融▽ハイテク▽ネットワーク▽スマートフォンゲーム──関連業者の需要が高く、ビジネスセンターやシェアオフィス運営業者の需要も今後大幅に高まると予想されている。
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