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馬祖漂着の豚の死骸、豚コレラウイルス検出


ニュース 農林水産 作成日:2019年4月10日_記事番号:T00082900

馬祖漂着の豚の死骸、豚コレラウイルス検出

 アフリカ豚コレラ中央災害対策センターによると、馬祖列島の連江県南竿郷に4月4日に漂着した豚の死骸からアフリカ豚コレラウイルスの遺伝子が検出された。これに伴い、連江県の豚と豚肉製品の県外への出荷が少なくとも1週間停止される。10日付自由時報が伝えた。

/date/2019/04/10/14asfv_2.jpg4日に漂着した豚の死骸。現場では消毒作業が行われた(9日=中央社)

 同センターは、連江県が中国福建省の主要河川である閩江と鰲江の河口付近に位置している他、周辺では中国で使われる簡体字が書かれた漂着ごみが見付かっていることから、豚の死骸は中国から漂着したとみている。

 これにより、台湾側に中国から豚の死骸が漂着したとみられる事例8件のうち4件でアフリカ豚コレラウイルスが確認されたことになる。

 行政院農業委員会(農委会)は、中台間の防疫通報ルートを通じ、中国側の養豚業者に豚の死骸の適正な処理を求めることにしている。