ニュース 電子 作成日:2019年4月11日_記事番号:T00082917
日本の発光ダイオード(LED)大手、日亜化学工業は10日、宏達国際電子(HTC)を相手取り、同社のスマートフォンに搭載された白色LEDが特許侵害に当たるとして提訴していた裁判で、ドイツのデュッセルドルフ地方裁判所が3月26日、日亜化学の主張を認める判決を下したと発表した。HTCは控訴する可能性がある。経済日報電子版が10日報じた。
HTCは、判決に失望しており、判決内容の詳細を確認後、今後の対応を検討すると説明した。また、同特許は2017年に有効期間が終了しているため、HTCの製品販売や財務に影響はないと強調した。
日亜化学は17年、HTCのスマホに搭載された白色LEDに同社のYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)特許EP0936682を侵害されたとして、HTCや関連会社などを提訴していた。同裁判所はHTCの▽HTC U Ultra▽HTC U Play▽HTC Desire 626 G▽HTC One A9s▽HTC One M9──が日亜化学の特許を侵害していると認め、日亜化学は07年6月30日から特許期間が満了した17年7月29日までの特許侵害によって生じた損害賠償を請求することができるとの判断を下した。
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