ニュース 電子 作成日:2019年4月11日_記事番号:T00082918
液晶パネル業界では第10.5世代工場の相次ぐ稼働に伴い、テレビ用65インチおよび75インチパネルの価格が下落する中、パネルメーカー各社は利益確保のため、さらなる大型製品に注力しており、80インチ以上クラスの製品市場で競争が激化している。11日付工商時報が報じた。
市場調査会社、IHSマークイットによると、82インチテレビ市場はこれまでサムスン電子が主導してきたが、今年はLGエレクトロニクスや中国の創維集団(スカイワース)も参入を計画している。テレビ向け82インチパネルは2018年時点で、サムスンおよび群創光電(イノラックス)のみが供給しており、うちサムスンのシェアが82%に上ったが、イノラックスはLGとスカイワースから受注を獲得。今年は大幅な出荷増が見込まれる。
また、85インチテレビ市場を主導するソニーは、同製品の販売をさらに積極化する姿勢で、同社を戦略パートナーとし、サムスンからも受注する友達光電(AUO)は今年、85インチパネルの出荷目標を前年の7倍に相当する60万枚に設定している。
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