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記事番号:T00082920
2019年4月11日15:50
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ミシュラン24店、「鮨天本」など初選出

 「ミシュランガイド台北2019」が10日発表され、三つ星は2年連続で広東料理の「頤宮(ル・パレ)」が唯一獲得し、二つ星は天本昇吾氏のすし店「鮨天本」(大安区)など5店、一つ星は18店で、星付き24店を含む127店が掲載された。星付きは前年より4店増、掲載店は17店増と、台北のレストランの水準向上を反映しており、観光都市としてのイメージ向上にも貢献しそうだ。11日付工商時報などが報じた。

/date/2019/04/11/002star_2.jpg二つ星は「鮨天本」、「RAW」、「Tairroir」が加わり、5店に増えた(10日=中央社)

 「鮨天本」は、握り12貫を含む20品のお任せコースで5,000台湾元(約1万8,000円)から、席数は12席。2015年のオープン以来、高い評価を受けていたが、前年のミシュランガイドに選ばれなかったのは、人気でミシュラン審査員さえ予約を取れず、評価できなかったためという。既に来年1月まで予約が入っている。

 二つ星は、初選出の「鮨天本」の他、前年一つ星だった▽フレンチ創作料理「RAW」、中山区▽フレンチ創作料理「態芮(Tairroir)」、中山区──が加わり、前年と同じ▽日本料理の「祥雲龍吟」、中山区▽四川・揚州料理の「請客楼(ゲストハウス)」、台北喜来登大飯店(シェラトングランド台北ホテル)内──を合わせた計5店。

/date/2019/04/11/00raw_2.jpg旬の地元食材を使った「RAW」の創作料理(10日=中央社)

 三つ星の「ル・パレ」は、台北駅近くの最高級ホテル「君品酒店(パレ・デ・シン)」の最上階17階にあり、平均客単価は3,500元。

創作料理が4店に

 一つ星は、初選出の▽創作料理「Impromptu by Paul Lee」、台北晶華酒店(リージェント台北)地下1階▽アジアン創作料理「logy」、大安区▽台湾料理「山海楼」、中正区▽高級海鮮料理「台南担仔麺」、万華区──の4店と、前年と同じ顔ぶれの▽台湾料理「金蓬莱遵古台菜」▽台湾料理「明福台菜海産」▽広東料理「大三元酒楼」▽広東料理「雅閣」▽杭州料理「天香楼」▽ステーキ「教父牛排(デニーズ・ステーキハウス)」▽フレンチ「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション台北」▽西洋料理「ロングテール」▽西洋料理「MUME」▽日本式焼き肉「大腕」▽日本料理「謙安和」▽「野村寿司」▽「鮨隆」▽「吉兆割烹寿司」──の14店を合わせた計18店。

/date/2019/04/11/00tainan_2.jpg高級海鮮料理「台南担仔麺」は、老舗ブランドの数万元の食器を使用している(10日=中央社)

 星付き24店には、創作料理レストラン4店がランクインし、日本料理が6店、台湾料理は4店だった。ミシュランガイド・インターナショナルディレクターのグウェンダル・プレネック氏は、数々の新鋭シェフが地元食材を使っておいしさを生み出したり、台湾の味を今までとは違った形で料理していることに、ミシュラン審査員は驚かされたと指摘した。

台北以外も可能性

 3品で1,300元以下と、手ごろな値段で食事ができるお薦め店「ビブグルマン」は58店で前年より22店増えた。初選出は台湾料理の▽阿城鵝肉▽欣葉小聚今品▽女娘的店▽義興楼──、麺料理の▽阿国切仔麺▽売麺炎仔▽天下三絶──、▽四川料理「四川呉抄手」▽北京料理「都一処」▽江浙料理「栄栄園」▽雲南料理「人和園」──、インド料理の「番紅花印度美饌」の12店と、夜市(ナイトマーケット)の小吃(屋台料理)15店。プレネック氏は、多くの美食家に街角や路地裏の小吃を知ってもらいたいと語った。

 台北に続いて、台中、台南、高雄、新竹などのミシュランガイドを発行するか問われたプレネック氏は、未来にはさまざまな可能性があると答えるにとどめた。

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