ニュース その他製造 作成日:2019年4月11日_記事番号:T00082928
経済部統計処が10日発表した製造業の2018年売上高は27兆7,917億台湾元(約100兆円)で、前年比4.1%増加し、過去最高を更新した。王淑娟副処長は、景気回復による需要増と原油など原材料価格の上昇が貢献したと指摘した。11日付工商時報などが報じた。
産業別では、パソコン・電子・光学製品業の18年売上高は9兆1,648億元で、前年比0.2%減少した。一方、▽電子部品業、5兆4,983億元(3.7%増)▽化学素材業、2兆2,741億元(11.8%増)▽石油・石炭製品業、1兆8,451億元(18.5%増)▽ベースメタル業、1兆3,902億元(10.3%増)▽金属製品業、1兆2,517億元(5.8%増)▽機械設備業、1兆1,307億元(7.9%増)──はプラス成長となった。
製造業の18年第4四半期売上高は7兆6,489億元で、前期比5.3%増、前年同期比2%増加し、単期として過去最高を更新した。プラス成長は9四半期連続だ。
このうち、PC・電子・光学製品業は前期比20%増、前年同期比0.4%減の2兆9,093億元で、産業別で唯一の前年割れとなった。スマートフォンの販売不振とノートPCの需要鈍化で受託生産メーカーの売上高が減少したためだ。
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