ニュース 政治 作成日:2019年4月11日_記事番号:T00082935
民進党は10日、中央執行委員会での激論の末、2020年総統選候補を決める党内予備選を立法委員公認候補が指名される5月22日以降に先送りすることを決めた。民進党の総統候補が蔡英文総統になるのか、頼清徳前行政院長になるのか、決着は当面持ち越しとなった。11日付蘋果日報が伝えた。
調整グループのメンバーである鄭文燦桃園市長は11日、「蔡総統も頼行政院長も知恵のあるリーダーだ」と述べ、党の分裂回避を求めていく考えを示唆した(11日=中央社)
民進党は党内が二分されるのを防ぐため、候補一本化を視野に党幹部5人による調整グループが蔡、頼両氏と接触を続ける方針だが、両氏とも出馬意向は強く、調整は難航が予想される。頼氏は中央執行委の決定を「事前に相談がなかった。民進党にとって痛手となるもので、結党以来の民主主義の価値を否定するものだ」と強く反発した。一方、蔡氏は「党のいかなる考えややり方も尊重する」と静観する姿勢を示した。
5月22日以降の政見発表会、世論調査などのスケジュールはまだ話し合われておらず、今後中央常務委員会で決定する。
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