ニュース 政治 作成日:2019年4月11日_記事番号:T00082936
蔡英文総統は10日、台湾に進出する米国企業で構成する商工会議所、台北市米国商会のイベントに出席し、「われわれは商品を売っていくが、民主主義と生活様式を犠牲にはしない」と述べ、対中接近で経済振興を目指す韓国瑜高雄市長の姿勢を皮肉った。11日付聯合報が伝えた。
蔡総統(右)は、来年の総統選挙までに、経済と民主主義を天秤(てんびん)にかけるような議論が何度も繰り返されるだろうと語った(総統府リリースより)
蔡総統は「ある人は台湾には新たな経済の方向性が必要だと言い、またある人は強権政府による経済支援を受けることが経済進歩の証しだと言うが、われわれが望む未来ではない。われわれが望むのは自分たちの主張、価値観、利益で台湾を強くすることだ」と主張した。
蔡総統はまた、域内の平和に貢献していくとする台湾の約束に変わりはないとした上で、「試練を迎える準備はできているが、単独で試練に直面するわけではなく、米国や他の民主主義国家と一致団結し、台湾の国際空間を全力で広げていく」と強調した。
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