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CoCoカフェ自販機、年内180台に倍増へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年4月12日_記事番号:T00082954

CoCoカフェ自販機、年内180台に倍増へ

 スマート型の飲料自動販売機「CoCoCafe」は昨年12月以来、量販店、都市交通システム(MRT)駅、台湾鉄路(台鉄)駅、空港、オフィスビルなどに設置が進み、4カ月で78台にまで増加した。年内に計180台展開を予定し、2020年には大幅増加を目指す。12日付工商時報が報じた。

 李育輝ブランド副総経理によると、CoCoCafeは無人小売りブームに目をつけ、ドイツの技術チームと2年かけて開発した、入れたてコーヒー技術、モバイル支払い、リモート管理などを統合したスマート自販機。アメリカン、カフェラテ、カプチーノなど入れたてコーヒーや、ミルクティー、レモンティーなど16種類を提供し、1杯平均30~40台湾元(約110~140円)と、コンビニエンスストアより安いと説明した。

 李副総経理によると、フランチャイズ方式で広げており、加盟店はサラリーパーソンが4割を占め、1人で16台といったケースもある。人件費、賃料、水道・電気料金などの固定費がコーヒーショップの10分の1に抑えられ、利益率が68%に上るため、1台当たり3万~6万元、設置場所によっては10万元以上稼げるという。

 CoCoCafeは昨年3月より米国で展開しており、病院、オフィスビル、フィットネスクラブなどに100台以上設置されている。

 CoCoCafeは、電話ボックスタイプのカラオケボックス(KTV)「CoCoBar」を展開する迪比科電子科技(DBKエレクトロニクス)の新ブランド。CoCoBarは現在、台湾各地に140台ある。