ニュース 政治 作成日:2019年4月12日_記事番号:T00082961
今年で10回目を迎える台北市と上海市の都市間交流フォーラム「台北上海双城論壇」が7~8月に上海で開催されるのを前に、柯文哲台北市長(無所属)は11日、事前準備のために台湾入りした上海市台湾事務弁公室(台弁)の李文輝主任と会見し、約30分にわたって協議を行った。柯市長は会見後、同フォーラムを通じて台湾北部と長江デルタ地域の経済的なつながりを構築することで合意したと明らかにした。12日付自由時報が報じた。
柯市長は、市議会で中国版ツイッターの微博(ウェイボー)個人アカウントをこのほど開設したことについて問われ、中国との接触を怖がる必要はないと述べた(11日=中央社)
柯市長は、同フォーラムは最も物議を醸さない分野から始める必要があり、経済分野での協力で議論を呼ぶことは少ないと説明した。
メディアからは、対中接近で経済振興を目指す韓国瑜高雄市長(国民党)に追随するのかとの質問が出たが、柯市長は「交流がなければ善意は生まれず、善意がなければ交流は生まれない」と返答した。
一方、大陸委員会(陸委会)の邱垂正副主任委員は、中国は経済による統一工作を強化しており、地方政府は慎重に対応すべきとの考えを示した。
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