ニュース 政治 作成日:2019年4月12日_記事番号:T00082963
中国と台湾の平和的統一を掲げる組織、中国和平統一促進会があす13日に台中市で開催するフォーラムで、台湾の武力統一を訴えてきた中国人学者の李毅氏を講師に招いていたことが明らかになり、内政部移民署は11日、訪台中国人の活動内容を規制する法律に違反したとして李氏の入境許可を取り消した。李氏は出境期限を過ぎた12日午前0時半ごろに南投県で身柄を拘束され、午前7時半ごろの香港行きの飛行機で桃園国際空港から強制送還された。12日付自由時報が報じた。
強制送還される李毅氏(前)。訪台は今回で4回目だった(12日=中央社)
行政院のコラス・ヨタカ報道官は、李氏が予定していた活動内容は入境許可証の申請時に申告していた目的と異なり、安全保障に有害な恐れのある行為を規制する関連規定に違反したと説明した。
なお中国和平統一促進会は13日に台中で中台統一を訴えるデモ行進も計画しており、宣伝文書に「警車開道」(警察車両が誘導する)と記載していた。台中市政府警察局は、事実無根と指摘した上で、「警車開道」は現職、元総統・副総統などの要人警護に使用される文言であるため、同会に削除を命じたと説明した。
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