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電子ホワイトボード、中国好調でAUOなど追い風【表】


ニュース 電子 作成日:2019年4月15日_記事番号:T00082966

電子ホワイトボード、中国好調でAUOなど追い風【表】

 中国の市場調査会社、北京群智営銷諮詢(シグマインテル)によると、中国での電子ホワイトボード出荷台数は昨年、前年比28%増の108万1,000台と、世界シェアの71.9%を占めた。友達光電(AUO)など台湾サプライヤーにも追い風となりそうだ。15日付工商時報が伝えた。

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 電子ホワイトボードは、中国では65インチと86インチが中心だ。世界では、65インチと75インチが全体の65%を占める。パネルはAUOと韓国のLGディスプレイ(LGD)が主に供給する。65インチパネルは値下がりしているが、市場は今後も成長が予想され、両社は引き続き恩恵を受ける見通しだ。

 この他、今年は鴻海精密工業傘下の堺ディスプレイプロダクト(SDP)が70インチ、80インチのパネルを積極的に売り込むとみられる。

 一方、中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)と深圳市華星光電技術(CSOT)は、LGDに続き、86インチパネルの量産を開始するため、市場の成長を後押しすると予想される。タッチパネル技術でBOEに協力する宸鴻科技集団(TPKホールディング)が恩恵を受けそうだ。