ニュース その他製造 作成日:2019年4月15日_記事番号:T00082978
行政院はこのほど、2019年から28年までの10年間で衛星10基の自主開発と宇宙関連産業の台湾チーム構築を目指す「第3期宇宙計画」に、251億台湾元(約910億円)の予算を投じることを決定した。14日付経済日報が報じた。
福衛7号は6月22日に米国で打ち上げ予定だ。陳科技部長(左)がロケットからの衛星分離について説明した(14日=中央社)
科技部の陳良基部長は第3期宇宙計画について、地球観測衛星「福爾摩沙衛星(フォルモサット)5号(福衛5号)」や気象衛星「フォルモサット7号(福衛7号)」などを開発した第1~2期計画で蓄積された技術を継承した上で、台湾が有する情報通信技術(ICT)産業の強みを活用し、衛星用重要部品の関連産業を発展させるとの考えを示した。
なお、宇宙計画を主導する国家実験研究院(国研院)国家太空中心(国家宇宙センター)は既に「台湾太空産業発展協会」を創設しており、研究機関から▽国家中山科学研究院(中科院)▽中央大学▽成功大学──が、産業界からは▽中華電信国際電信分公司▽漢翔航空工業(AIDC)──などが会員に加わった。
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