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カルフール、台糖8店を継承


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年4月15日_記事番号:T00082979

カルフール、台糖8店を継承

 量販店の最大手、カルフール(家楽福)は12日、台湾糖業(台糖)と提携契約を締結し、台糖の量販店5店とスーパーマーケット3店を引き継いで運営すると発表した。また、台糖の主要商品をカルフールの台湾全店やインターネット通販サイトで取り扱う。13日付工商時報が報じた。

/date/2019/04/15/11carrefour_2.jpg台糖の管道一総経理(右2)。王カルフール総経理(左2)は、1プラス1で2以上の効果を生むと期待感を示した(台糖リリースより)

 王俊超カルフール総経理は、台糖の量販店5店は▽台中市西屯区▽雲林県北港鎮▽台南市仁徳区▽高雄市楠梓区▽屏東県屏東市──にあり、台糖のスーパー「健康超市」は▽高雄市鳳山区五甲▽高雄市小港区▽台中市北屯区(水湳)──にあるため、カルフールにとって中南部の強化に役立つと指摘した。カルフールの店舗は現在、量販店64店とスーパーの「便利購」63店の合計127店で、台糖の8店が加われば135店に増え、市場シェアが拡大する。王総経理は、年内に140店以上、売上高700億台湾元(約2,500億円)を目指し、昨年の690億元から過去最高を更新したいと語った。

 王総経理は、台糖は良い独自商品を持っており、カルフールの販路やマネジメント知識を使って販売を拡大すると述べた。

 また王総経理はまた、台糖の従業員を優先的に面接し、雇用したいと語った。