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サムスンの中級スマホ、台湾販売が好調


ニュース 電子 作成日:2019年4月16日_記事番号:T00082996

サムスンの中級スマホ、台湾販売が好調

 サムスン電子は、台湾でミドルエンド「ギャラクシーA」シリーズのスマートフォン販売が好調で、価格帯9,000~1万8,000台湾元(約3万2,700~6万5,300円)の市場シェア35%を獲得し、首位となった。16日付工商時報が報じた。

/date/2019/04/16/01samsung_2.jpgサムスン台湾は15日、第2四半期に発売するスマホ、タブレット端末、ウエアラブル(装着型)端末10機種を発表した(同社リリースより)

 台湾三星電子(サムスンエレクトロニクス台湾)の陳啓蒙モバイル・情報事業部副総経理によると、昨年11月に台湾で「ギャラクシーA9」を発売したところ、ギャラクシーAシリーズの今年2月までの販売台数は前年同期の2倍に上り、販売額は85%増えた。価格300~600米ドルの機種は販売全体の50%へと、従来の20%から拡大した。

 同社は4月中旬から6月にかけ、低価格帯の「ギャラクシーA20」、中価格帯の「A50」と「A70」、中~高価格帯の「A80」を発売する予定だ。

 台湾のスマホ市場は、2015年まで通信キャリアの販売奨励金が奏功し、ハイエンド機種のシェアが一時50%に達するなど、ハイエンドとローエンド機種のシェアが高く、ミドルエンド機種のシェアが低い「砂時計型」だった。その後、販売奨励金の縮小に伴い、ユーザーが1万元クラスのミドルエンド機種に流れ、ハイエンド機種のシェアは20%余りまで低下している。