ニュース 電子 作成日:2019年4月17日_記事番号:T00083019
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は16日、6ナノメートル製造プロセス(N6)の開発完了を発表した。2020年第1四半期の試験生産を予定する。17日付経済日報などが報じた。
サムスン電子も同日、6ナノプロセスのテープアウト(設計完了)、5ナノプロセスの開発完了を発表している。
TSMCは、6ナノプロセスはEUV(極端紫外線)リソグラフィー技術を使った7ナノプラスと互換性があるため移行が容易で、ロジック密度は18%高まると指摘。人工知能(AI)、第5世代移動通信(5G)、高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)関連やGPU(グラフィックスプロセッサー)、ミドル~ハイエンドのモバイル端末など消費者向け製品、ネットワーク機器向けを支援すると説明した。
業界では、▽アップル▽クアルコム▽アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)▽ザイリンクス▽エヌビディア▽華為技術(ファーウェイ)傘下の深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)▽聯発科技(メディアテック)──など半導体大手が採用すると見込まれている。
TSMCは、7ナノプラス量産、6ナノプロセスの来年第1四半期の試験生産予定、5ナノプロセスの来年量産予定を相次いで発表し、先進プロセスのリードを見せ付けている。
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