ニュース 電子 作成日:2019年4月17日_記事番号:T00083023
迷惑電話撃退アプリ「WhosCall(だれ電)」を開発したことで知られる台湾の新興企業、走著瞧(Gogolook)は、国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)傘下の国泰証券投資信託(国泰投信)の系列ファンド、国泰永続私募股権基金から出資を受けたと発表した。17日付経済日報が伝えた。
出資額は1億台湾元(約3億6,000万円)以上で、国泰による出資比率は30%以上と推定される。
Gogolookは2013年、スマートフォンアプリ「LINE(ライン)」を展開するLINEの親会社、韓国ネイバーに買収され、今回国泰を大株主として迎えたことになる。今後は新規株式公開(IPO)を目指す計画だ。
Gogolookの郭建甫執行長は「今年は金融詐欺防止サービスの開発を計画しているほか、経営体質の強化で収益を目指し、IPO計画はそれからだ」と述べた。
郭執行長はまた、「現在の株主構成は明らかにできない。今後も第三者割当増資を継続する」と語った。ネイバーは保有株式を売却しているもようだが、郭執行長は「現在でも重要な株主だ」と説明した。
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