ニュース 商業・サービス 作成日:2019年4月17日_記事番号:T00083029
マスターカードとクレセントレーティングが発表したムスリム(イスラム教徒)旅行者へのフレンドリー度を示すランキングで、イスラム協力機構(OIC)非加盟の国・地域のうち、台湾は日本、英国と並び3位と、前年の5位から浮上した。東南アジアなどとの関係強化を目指す「新南向政策」の効果が表れたようだ。17日付自由時報が報じた。
マスターカードなどが発表したグローバル・ムスリム・トラベル・インデックス(GMTI)は、世界130カ国・地域のムスリム旅行者向けの▽アクセス▽コミュニケーション▽環境▽サービス──を評価したもの。OIC非加盟国・地域の首位は5年連続でシンガポール、2位はタイだった。
交通部観光局の鄭瑛恵局長は、台湾にはハラール認証・ムスリムフレンドリーのレストランが206店あり、国家風景区管理処13カ所には、礼拝前に身体を清めるための「小浄施設」のあるトイレや祈祷(きとう)室を設置していると説明した。
観光局は、ムスリムが多いインドネシアからの観光客を拡大するため、上半期にインドネシア連絡処を設置し、旅行者への情報提供に努める計画だ。
ムスリム旅行者の世界市場規模は2020年に2,200億米ドル、26年に3,000億米ドルが予想されており、旅行者数は2億3,000万人に達する見込みだ。
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